あずきらりん☆

azu kirarin☆ - かわいいものにかこまれて Surrounded by cute things -

11. こえ

男の子が嫌い。自分の声が男の子になっていくのが耐えられない。
そんな思いを、声変わりする時期に持ってました。
どうすればいいかわからず、ただひたすら歌ってました。
男声化の波に抗うように、高い声を出してました。
(その当時、女の子の声=高い声 だと思っていたので)
 
裏声で歌いまくって、何度ものどを潰して、それでも歌って・・・
いま思えばかなり危険な行為をしていましたが、その当時は必死だったのです。
あれからもうずっと、歌ってます。今でも。
そして、歌だけじゃなくて、キャラになりきって声を出すのも、よくやります。
声のコスプレ、なんて自分の中で呼んでたり。
でも、キャラの声をまねるなんて言っても限界があって、
だんだん、自分の声を出すようになります。
心の中にいる、女の子の自分の声。
一人二役で声を使い分けて一人遊びしたり。
セルフカウンセリングみたいなことも、できちゃいます。
 
セルフだけど、カウンセリングなので、意外とそれで救われることも、あったり。
自分の言ってほしいこと、欲しい言葉を、自分で自分に投げるので、
自分の中に答えがあるのに自身が無い時とか、
前は、女の子の声を目指してましたが、今はちょっぴり違ってきました。
今あずきが目指してる声は、あったかい声。
男の子でも女の子でもない、やわらかくてあったかい声。
聞いた人をやさしく包み込むような、ふわふわな声。
ぎゅって、抱きしめられたときに感じる安心感が、ちょっとでも伝わるような声。
なので、両生類さんとはちょっとだけベクトルが違います。
あくまでも、自分の出したい声質を、自分の好きなセリフに乗せて出す。
ただそれだけ。
 
だからたぶん、あずきの声は女声に聞こえないし、どっちかってーと男声寄り。
ただ、声の出し方をいろいろくふうして、ちょっとでも自分の理想とする声が出るようにがんばる。
それになにより、いろんな声が出せるの、面白い。
のどの使い方や息遣いをちょちょっといじるだけで、出てくる声が違ってきます。
そんなことをしていたら、自分の声が、ちょっとずつ好きになってきました。
男の子とか女の子とかは関係なく、自分がちょっぴり好きになれた。
生活してく中で、ちょっとした安らぎ。ほんとにちょっとした、「ほっ」とできる時間。
そして、そんな風に自分を自由にして声を出してると、感情も素直に感じ取れるんです。
 
力まなくても、ふわふわぁっと。
恋する女の子の歌を歌っているときは、甘酸っぱい恋心を自然と感じ取れる。
歌ってる人の気持ちすら、伝わってくるみたい。
そして、自分の中の女の子の声をさんざん出してきたので、自分の中で想像したキャラクタの気持ちとか、感情とかが
素直に出せるようになりました
 
・・・そんな気がする!笑
なんか後半盛ってる気がするけどまぁいいや笑
客観的な視点ってもちろん大事ですけど、こういうのって主観ありきなのかなって思います。
主観があって、それに対して、客観がいろいろ言ってくる。そんで、変えていきたければ変えていく。
だから最初から主観が無く、客観ばかり求めていては、きっといつまでたっても楽しくないし、むしろつらいだろうし、
そしてきっと、100%客観の求めることが達成できたとしても、主観が無いので”自分が”満足できないし。
 
だから最初はどんなんでも、「わたしはかわいいんだー!もっともっとかわいくなってやる!」とかっていう思い込み(←ひどいな笑)が
大切なんじゃないかなと。
要は、自分が「こうだ!」って思ったらその主観を”まず”大切にすること。
客観に傷つけられるのが怖くて、主観を最初から”無かったこと”にしがちですけど、大丈夫、主観が無い方がもっとつらい笑
”事実”として、”かわいくない”としても、良いんです。
自分の中で、”かわいい”と思い込むこと。
自分の気持ち、自分の心が、自分にとって、一番大切なんですから。